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【サッカー】バイエルン対バルセロナ戦から学ぶ適応力

バイエルンバルセロナ戦から学んだこと

  • 適応し、変化しない限り、必ず衰退する。
  • でも一貫性も大事。
    適応力を意識するのは、一つのことを突き進めて強みをつくってから。
  • 生え抜きを育てる環境も大事だが、即戦力が活躍ができる環境をつくるのも大事。
    バランス感覚を失ってはいけない。
  • 監督の力は偉大。リーダーは理念レベルでチームを統一する必要がある。

試合の概要

結果は4-0でホームのバイエルンの完勝に終わりました。
バルセロナは63%ものポゼッションをしながらシュートはたった4本でした。
対するバイエルンは37%程度のポゼッションながら、シュートは15本うち、4得点。
アウェーゴールをとることもできなかったので、
バルセロナは厳しい状況に追い込まれました。

バイエルンの適応力

この試合からはバイエルンの相手に対するリスペクトを感じました。
相手をしっかり分析したうえで、相手の長所を消し、
自分たちの長所で戦うという、戦略の基本中の基本を見事に遂行していました。
自分たちがトップレベルのチームでありながら相手をリスペクトし、
スタイルを変えていけるバイエルンは恐ろしいチームだと感じます。
それをトップレベルの選手たちに遂行させることができる
ハインケス監督の統率力もすさまじいです。
リベリーでさえ自陣に戻ったりして賢明な守備をしていたのには驚きました。
監督の理念、戦術が全選手に染みわたっていました。 モチベーションに繋がったとは思いますが、 今季限りなのが残念です。

バルセロナは本当に弱くなってしまったのか

バルセロナが完膚なきまでに叩きのめされるような試合は、
ここ数年では見たことがありませんでした。
メッシの負傷が大きく取り上げられていますが、
僕はバルセロナポゼッションサッカーに対する
依存度の高さも問題であると感じました。
バルセロナは監督不在の影響も少なからずあったのかなーと。

生え抜きしかいないバルセロナ

ここ数年のバルセロナの強さの秘訣は足元の技術力の高さを生かした
ポゼッションサッカーにあります。
しかし、今回の試合ではポゼッションはできたものの
肝心の得点をとることができず完敗してしまいました。
バルセロナはユースからの生え抜きが多く、
レアル、チェルシーのようなお金によって強くするスタイルとは
正反対のスタイルも称賛されてきました。
しかし、イブラヒモビッチ(現パリSG)、ビジャ、ソングなどの移籍してきた選手が
トップパフォーマンスを発揮することができていないという事実もあります。
今までに戦術のオプションを増やすことができなかったことも
今回の敗因の一つだと思います。
バルセロナの核となるシャビ、プジョルが衰えてきているようなので、
即戦力がはやい段階から活躍できる環境が整わない限り、
バルセロナ暗黒時代の到来も避けられない気がします。
とはいえまだ2ndレグはまだ終わっていないので、4点差は難しいと思いますが、
ポゼッションサッカーという時代を築いてきたバルセロナ
今回の敗北により変わり、世界中を驚かしてくれることを期待しています。

再びフィジカル全盛の時代へ?

ここ数年はバルセロナを筆頭にポゼッションサッカーの時代でしたが、
今回の試合を見ているとフィジカルであったり高さが強みになる
時代が再び到来する可能性を感じます。

盛者必衰の理をあらわす?

盛者必衰 とは平家物語にある栄えているものにも
必ず衰えるときがくるということわざです。
サッカーに限らず、世の中のこと全てにおいて、
衰えないということはありえないと思います。
現在は非常に安定志向が強い時代だと思いますが、時代が変化している以上、
自分たちも変わっていかなければ、衰退していくしか道はありません。

リンク

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